『野口英世記念館』
それではまずベスト3は、ココです。『野口英世記念館』。野口英世博士は言わずと知れた世界的に有名な日本の医学者でございますね。 1876年11月9日福島県耶麻郡翁島村(現在の猪苗代町)に生まれました。一歳半のころに、いろりに落ちて左手に大火傷を負った事はあまりにも有名です。その時の怪我の治療がきっかけで、博士は医学の素晴らしさを知り、医者への道を志すことになったと言われております。
私は確か小学四年生くらいにこの『野口英世記念館』に連れて行ってもらったんですが、当時は博士の生家がそのままの状態で展示されていました。建物は大きく傾き、今にも崩れそうになっているのが印象的でしたね。それから十五年ほど時を経て、会社の旅行で再びここを訪れた時には、記念館は素晴らしく建て直されており、今の状態になっておりました。
まだ小学四年生だった私は、博士の事は母親から聞いてよく知っていましたが、この記念館に行ってますます興味をもった事があります。それは博士の多くの書簡の中の一部分を読んでの事でした。博士の左手は手術しても完全に自由になったわけではなく、「手は指あって尊しとす 指は節あって全うしとす」というものです。勿論、当時の私が理解できるものではなく、同行していた解説者の説明を聞いて理解しました。即ち、「手は指があってこそありがたいものであり、指は節があってこそ完全なものだ」という事を。博士は写真を撮るときに、左手が写らないようにいつも隠している。きっと、かなりのコンプレックスがあったのでしょう。そんなコンプレックスを吹き飛ばすように、博士は偉大な功績を残すに至ったんですね。本当に感動しました。